ミッドウェー海戦に参加した日本海軍の規模と空母の命運は?

ミッドウェー海戦に参加した日本海軍の規模

 

西暦1942年(昭和17年)の6月、太平洋の北部に存在するミッドウェー諸島の近海で日本海軍とアメリカ海軍が「ミッドウェー海戦」と呼ばれる戦いを繰り広げました。結果に関してはご存知の通り日本海軍が敗れています。日本側に非常に大きな損害が出てしまいました。この戦いに参加した日本海軍の規模ですが、まず人数について。この時参加した日本海軍の兵員の数は約10万人にのぼっていたと言われているようです。次に軍艦の数について。航空母艦、空母のことですね。飛行機を多数収容している軍艦です。日本海軍ではこの戦いの時4隻の空母が参加していました。これらの空母がこの戦いでどうなったかについては次の項目で触れたいと思います。戦艦、軍艦の一種で大きな大砲を多数揃え攻撃力に優れ、防御力も強いと言われていますが、この戦いでは2隻の戦艦が参加していました。巡洋艦、これも軍艦の一種で移動速度が戦艦に比べ速いという特徴があります。大型の重巡洋艦と、それより小型の軽巡洋艦に分類されることが多いようですが、このたたかいでは重巡洋艦が2隻、軽巡洋艦が1隻参加していました。

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駆逐艦、これも軍艦の一種で移動速度が速く、敵に対し魚雷で攻撃する能力を備えているという特徴があります。この戦いでは12隻の駆逐艦が参加していました。軍艦に関しては以上のような内容だったようです。空母に載せられていた航空機の数は248機でした。一方相手のアメリカ側の軍艦、航空機の数は空母が3隻、戦艦は0隻、重巡洋艦が7隻、軽巡洋艦が1隻、駆逐艦が15隻、そして潜水艦が16隻も参加していたそうです。潜水艦については日本側と大きく違いますね。空母に載っていた航空機の数は233機、ミッドウェーの基地から発進できる飛行機の数は127機でした。日本海軍は戦力が圧倒的に優位な状態で戦っていたわけではないようです。空母の数では勝っていますが、相手はミッドウェー諸島に基地がありますので航空機が発進できる場所は日本もアメリカもお互い4か所となりますから、似たような状態です。航空機の数では島の基地から発進する飛行機の数を含めると相手の方が360機もありますのでアメリカ側が優位ですよね。

 

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日本側の空母4隻の命運は

 

簡単に申し上げますと、この戦いに参加した日本の空母4隻はどれも日本に戻ることが出来ませんでした。どの空母もやられてしまったのです。沈没してしまったんですね。一部の空母は日本の駆逐艦から発射した魚雷で沈められています。魚雷を使って自分たちの手で沈めるというのは、雷撃処分(らいげきしょぶん)と言うのだそうですが、このようなことをわざわざする理由には、大破して使い物にならない状態なので自分たちの魚雷で沈めて間違っても相手に利用されないようにしようという意味も含まれているようです。戦いに参加した空母は「赤城 あかぎ」、「加賀 かが」、「蒼龍 そうりゅう」、「飛龍 ひりゅう」の4隻です。アメリカ軍の爆撃によって加賀、蒼龍、赤城がまずやられてしまいます。爆撃の損傷がひどく、うまく動くことが出来なくなって赤城は雷撃処分で沈められました。加賀や蒼龍は相手の爆撃による損傷によって沈んだようですが、赤城のように雷撃処分で沈められたという説もあるようです。飛龍は3隻の空母と離れた場所に展開していたことで損害は無く、その後アメリカの空母1隻に大きな被害を出す攻撃を加えることに成功しています。しかしその後アメリカ側から航空機による爆撃を受けてしまい、結局飛龍も大きな被害を受け、航行が困難な状態となり味方の雷撃処分で沈められています。どの空母も結果的に沈みましたが、説によっては全艦とも雷撃処分で沈められたという可能性もあるということになります。一方相手側の3隻の空母のうちヨークタウンという空母は日本側の攻撃によって沈んでいます。他の2隻の空母は大した損傷は無く、島のアメリカ軍の基地も日本の攻撃を受けましたが壊滅的な被害だったわけではないようです。

 

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今回はミッドウェー海戦について一部取りあげています。この戦いが日米間の戦争の転機になったことは大変有名ですし、この戦いに関連する記事を作りたく、今回扱った日本側の規模や戦いに参加した空母の結末を調べてみました。海軍の行動にとって重要な空母を四隻も一度に失ってしまうというのは、日本にどれくらいの衝撃を与えたのでしょうね。私には想像しづらいです。空母一隻にどれくらいの費用がかかるものなのか知りたかったんですけれど、飛龍などは約4000万円もかかっているそうです。1940年(昭和15年)の日本の国家予算は約58億6000万円なので国家予算の0.7%位になります。2016年の日本の国家予算は約97兆5000億円だそうですが、その0.7%は6800億円くらいです。凄い額ですね。こういったお金がかかる空母を一挙に4隻失ってしまうのですから、負け戦というのは本当に辛すぎます。暗号が解読されていて日本海軍の動向はアメリカ軍側に知られてしまっていたとか、戦いの前に日本側が索敵、敵がいるかどうか偵察する行為を十分にしていなかった、など他にもこの戦いで日本が敗れた原因がいくつも挙げられているようです。これだけ有名な敗け戦となってしまったわけですから、現在の日本の軍事組織、防衛組織である自衛隊はこの戦闘を物凄く研究しているのでしょうね。この戦いで日本の優秀なパイロットが多数亡くなられたことも有名だそうです。多くの貴重な人材、設備を日本軍はこの戦いで失ってしまいましたから、その後の戦いが厳しくなるのも無理はありません。

 

今回の記事は以上となります。最後までご覧いただき誠にありがとうございました。  <(_ _)>

※記事内容と掲載している写真に関係はございません。ご了承ください。

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