米国の国務長官をされた女性の方はどなただったか調べてみました。

米国国務長官を経験された女性

 

現在までにアメリカの国務長官を経験された女性は三人おられます。

 

初めて国務長官となった女性はマデレーン・オルブライトさんです。その後アフリカ系アメリカ人のコンドリーザ・ライスさんや最近ではヒラリー・クリントンさんも国務長官をされました。女性で国務長官となられたのは以上の三人の方々です。

 

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国務長官とは

 

そもそも国務長官というのはどんな役職なのかですが、よく言われるのは「日本でいう『外務大臣』です。」という説明ですよね。

国務長官というのは米国政府の省庁の一つである国務省の長官、国務省の一番偉い人という事のようです。国務省というのは外交を担当する役所のようですね。

確かに日本でいえば外務省のような役所という事ですから、外務大臣と似たような立場というのはその通りですね。

 

この国務長官という立場は他の省庁のトップである様々な「~長官」と一緒に「閣僚」と呼ばれますが、その閣僚の中で最も重要な地位にあるのだそうです。

 

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マデレーン・オルブライトさん

 

クリントン大統領の時に国務長官をされています。女性初の国務長官となられたオルブライトさんは国務長官になる前はアメリカの国連大使(国連で所属する国を代表し外交を担う最高クラスの立場)をされていました。それ以前は政府の職員として働いたり、大学で外交について教えていたこともあったそうです。元々外交の専門家だったわけですね。

 

コンドリーザ・ライスさん

 

次に女性の国務長官となったのはコンドリーザ・ライスさんです。ブッシュ大統領(息子さんのほう)の時に国務長官をされています。大学で政治を学ばれ、政治学で博士号を取得。国務省で働いたりスタンフォード大学で教員をされていたそうです。その後大統領補佐官としてブッシュ大統領を支え2005年に国務長官となりました。

 

ヒラリー・クリントンさん

 

その後女性で国務長官になったのはついこの間大統領選に立候補されていたヒラリー・クリントンさんでした。クリントンさんはオバマ大統領の時に国務長官をされています。

 

イェール大学で法律を学び博士号を取得され、大学で教員として働いていた時期もあったそうです。その後弁護士として活動されます。旦那さんのビル・クリントンさんが大統領となったため大統領夫人として活躍され非常に有名になりました。

 

旦那さんが大統領の任期を終えた後はニューヨーク州選出の上院議員として活動し2008年には民主党の大統領候補となるためにオバマさんと争っています。結局ヒラリーさんは民主党内のレースで敗れオバマさんが民主党の大統領候補となり大統領選挙に勝利。オバマ政権でヒラリーさんは国務長官を担当しました。

 

以上米国の国務長官になられた女性がどなただったかについて、調べてみたことを簡単にまとめてみました。

 

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トランプさんが大統領になった場合にティラーソンとかいう方が国務長官になりそうだという話を聞いてアメリカの国務長官についてちょっと興味を持ちました。ティラーソンという方はある石油会社の経営陣のお一人でロシアのプーチン大統領と良好な関係を持っているそうです。会社経営に参加されていた方が外交の仕事をするという事もあるのですね。個人的には意外でした。国務省の官僚の方々がしっかりフォローするから大丈夫、という事なのでしょうか。

 

今回の記事は以上となります。最後までご覧いただき誠にありがとうございました。  <(_ _)>

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