ことわざ悪銭身に付かずの意味は?類語や英語表現についても

「悪銭身に付かず」の意味は

 

ことわざ「悪銭身に付かず」は「不正な方法で手に入れたお金は、意味のないことに使ってしまうため、懐に残らず、すぐに無くなってしまうものです。」という意味になります。「悪銭(あくせん)」という言葉には「悪いことをして手に入れたお金」という意味や「質の悪い貨幣」という意味があるそうです。

 

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「悪銭身に付かず」の英語表現は

 

「悪銭身に付かず」の英語表現は複数あるようです。一つ目はEasy come,easy go.「すぐ手に入るものはすぐに無くなってしまいます。」という意味になります。他にIll gotten,ill spent.「よこしまに取得されたものは不適切に使われる。」という表現も似たような意味のようです。Easyという表現で「不正な手段で」ということになるわけではありませんから若干意味がずれることにはなるかと思います。

 

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「悪銭身に付かず」の類語は

 

「悪銭身に付かず」と似たような意味を持つ言葉、言い回しには「あぶく銭は身に付かぬ あぶくぜにはみにつかぬ」や「人垢は身に付かぬ ひとあかはみにつかぬ」があるようです。あぶく銭というのは仕事で稼ぐのとは別の方法で得たお金や苦労せずに手に入れたお金のことです。ですから不法なやり方で手に入れたお金という「悪銭」とは意味が異なってはきますが、すぐ無くなってしまうという点で意味が似ています。「人垢は身に付かぬ」ですが、「他の人から借りたもの、奪ったものというのは、結局自分のものとはならない」という意味だそうです。悪銭身に付かずの「すぐ無くなってしまう」という意味とずれることになりますが、最終的に自分のものでなくなるという点は似た意味と言えます。

 

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今回は故事成語ではなくことわざを取りあげてみました。故事成語のような由来となる話は無いものの、教訓をストレートに伝えていてわかりやすいような気もします。悪銭身に付かずを取りあげたのは今一つ実感は無いものの、そういうものなのかなぁという感想を持ったのと、お金を不当に手に入れたらいいことは無いよという先人の教えは知っておいても損は無いのかなという気がしたからです。悪銭身に付かずという言い回しは聞いたことはあるものの、悪銭の意味は感心しない方法で得たお金、くらいの意味だと思っていましたが、もっと悪い意味だったことを今回調べていて知りました。悪いことをして得たお金ということですから、法に反して得たお金ということになります。ことわざの意味というものはわかっているようで案外正確にわかってないものだなと感じました。自分だけかもしれませんが。悪事を働いて手に入れたお金はすぐ無くなるというのは勧善懲悪の意味合いが込められている感じがしますね。法に反しない方法で、たまたま努力せずに得たお金をどうでもいいことに使ってしまう、といった経験ならたくさんの人がするかもしれませんが、不法行為で得たお金がすぐ無くなるものなのか実感できる人なんて、本当に限られていますよね、きっと。なので、このことわざがどれくらい真実を語っているのか、その点は私にはよくわかりません。Easy come,easy go.については上手いことを言うなぁと感じます。「もともと得られる予定の無かったお金なのだからパーッと使っちゃえ(ニヤリ)。」なんて心境に確かになりそうな気がします。苦労して得ることが出来たお金を「パーッと使っちゃえ!」とはなかなか思いませんよね。それはそれで大変豪快ですから、ある種の格好良さがあるなという気もしますけれど。とにかく悪銭が身に付くかどうか以前に、悪銭を手にしてはいけないことは明らかです。教訓として知っておきたいと思いました。

 

今回の記事は以上となります。最後までご覧いただき誠にありがとうございました。

<(_ _)> ※記事内容と掲載している写真に関係はございません。ご了承ください。

今回の記事は後で割に合わないよという話でした。後で報われる話「『陰徳陽報』とは?意味や由来となっている古典について」はこちらです。

お金が関係する他のことわざの話「悪貨は良貨を駆逐するとは?意味や類語、英語表現について」はこちらです。

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