さつまいもは常温の場合どれくらい日持ちするのでしょう

常温で保存したさつまいもの日持ち

 

じゃがいもと同様日常の食事でよく使用される芋の一つ、さつまいも。温暖な地域でしか栽培出来ないという性質があるものの国内ではお米がとれない飢饉のような時にこの作物が人々を救ったこともあったと言われる大変ありがたい食べ物です。このさつまいも、自分で栽培されない方は小売店で購入するか、どなたかからいただくことで入手することになりますが、一度に食べきれない場合は当然保存することになります。冷蔵庫などを用いずに常温環境下で保存した場合にはさつまいもってどれくらい日持ちするのでしょう。小売店で販売されているものは水洗いされたさつまいもであることが大半なようですので常温の中で日持ちする期間は購入後1週間と見ておいたほうが良いようです。収穫して水洗いしていないようなさつまいもであれば手間をかけて常温環境下で保存する場合1か月は保存することが可能と言われています。場合によっては3か月間の保存も可能な場合があるようです。

 

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保存場所の温度と湿度

 

常温で保存するとしても場所によって室温はさまざまです。どれ位の温度がさつまいもの保存にとってちょうどいいかというと13℃~15℃くらいなのだそうです。20℃という話もあるのですが18℃以上で芽を出してしまうとも言われており、反対に5℃以下の中ではさつまいもが黒くなったり軟化して傷んでしまうような低温障害が起きてしまうそうです。ということで温度が高すぎても低すぎても都合が悪いので13℃~15℃の状態を保ちやすい場所に保存しましょう。さつまいもにとって負担にならない湿度というのもあるそうで80%くらいが合っていると言われています。湿度については温度ほどさつまいもに影響が及ぶというわけでもないようですので80%を下回っていてもそれほど気にする必要は無いと思われます。ただ蒸れすぎてしまうような環境で保存するのはやはり望ましくありません。

 

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保存方法

 

常温で保存する場合、低温の場合には保温作用があり、湿気、反対に乾燥からも保護する作用が期待できるということでさつまいもを新聞紙で包んで保存することがよく推奨されています。ラップやビニール袋で包むと湿気によっては水滴が生じてさつまいもに付着しさつまいもが早く傷んでしまう原因にもなりかねないようです。なのでラップ、ビニール袋で包むのはやめましょう。新聞紙で包んださつまいもを通気性のある容器、カゴや段ボール箱に入れます。この状態で屋内の冷暗所、風通しのいい場所(空気のこもらない場所)に置いておきます。冬場に温度が低くなることが心配される場合は新聞紙で包んださつまいもを入れる容器の底に新聞紙を敷き、新聞紙で包んださつまいもを入れた後、隙間にくしゃくしゃにした状態の新聞紙を詰めるなどすると保温効果があるそうなので取り入れてみるといいかと思います。

 

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今回はさつまいもを常温の環境で保存した場合の日持ちについて取りあげました。先日はじゃがいもの保存について取りあげたのですが、国内で同じくらい利用されていると思われる他の芋、さつまいもについても確認したくこのようなテーマで記事を作ってみました。今までさつまいもの保存に関しては気を付けたほうがいいことなど特に思い浮かびもしませんでしたが、水洗いして保存しておくなどということは長期保存を念頭においた場合特にやってはいけないことだったようです。さつまいもは水に弱いんですね。土から掘り返したさつまいもは土を払う程度にしておくのが一番いいようです。小売店で売られているさつまいもは土など付いていると印象が悪いということで水洗いされてしまっているようですが、水に弱いことを知ってしまうとそういうことしなきゃいいのに、もったいない、と残念な気もします。水洗いしていなければ月単位で保存できるわけですので。上でも書きましたようにさつまいもを保存するにあたって負担にならない気温の幅は意外に狭いので非常に暑い時期になりますと常温での保存は難しくなってくる場合が多いかもしれません(保存するとしても芽が出てきてしまうことは覚悟しておいたほうがいいかと思います)。

 

今回の記事は以上となります。最後までご覧いただき誠にありがとうございました。  <(_ _)>

※記事内容と掲載している写真に関係はございません。ご了承ください。

じゃがいもの常温保存について触れている話「じゃがいもは常温の場合どれくらい日持ちするのでしょう」はこちらです。

バナナの常温保存について触れている話「バナナを常温で日持ちさせるにはどうするといいのでしょう」はこちらです。

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