じゃがいもは常温の場合どれくらい日持ちするのでしょう

常温環境下でのじゃがいもの日持ち

 

われわれ日本人にとって非常になじみのある食材の一つであるジャガイモ。食料が不足した時代に国民のカロリー摂取にとても貢献した食材だそうですが、食材があふれている現代であっても様々な料理に使われています。このジャガイモという食材、普通に家の中で冷蔵庫を使わずに保存する場合、どれくらい日持ちするものなのでしょう。ジャガイモは常温の環境で2ヶ月保存することも可能ですが、季節によっては常温での保存がお勧めできない場合があります。具体的には屋内の室温が非常に高くなっている夏を中心とした時期です。そのような時期は冷蔵庫を使用したほうが良いようですが、それ以外の時期は屋内の条件を満たした場所で保存することで先ほど言ったような期間、日持ちさせることが可能となります。ただし半分に切ったような手を加えてしまっているジャガイモについては常温で保存しないようにしましょう。

 

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常温で保存する場合

 

ジャガイモを保存しておく場所としては日の当たらない、風通しの良い、涼しい所が良いとされています。そのような場所で紙袋の中や段ボールの箱の中にジャガイモを新聞紙で包んだ状態(大きなジャガイモでなければ3個くらいにまとめて新聞紙で包んでもいいようです)にしてから入れておくことがよく勧められています。日の当たらない場所、光の当たらない場所に置いておく理由はジャガイモの発芽を抑えることとジャガイモ自体が光合成をおこなって緑色になるのを防ぐためだと言われています。場所に気を付けることと同様、新聞紙でジャガイモを包むことも光を遮るという点で役に立ちます。また風通しの良い場所がふさわしい理由ですが、ジャガイモには湿気に弱いという性質があるからです。ジャガイモは湿気の多い所に置いておくと腐りやすくなってしまうと言われているので湿気がこもらないよう風通しのいい場所に置き、通気性のある容器である段ボール箱や紙袋に入れ、湿気を抑えてくれる役割を果たす新聞紙で包むわけです。新聞紙は乾燥しすぎることを防ぐのにも役に立つようです。また湿気対策としてジャガイモに付着している土は保存する前にしっかり払っておきましょう。土が付着していると吸湿した土によって湿気にさらされジャガイモに負担がかかってしまいます。また土は水で洗い落そうとせず払うだけにしておきましょう。

 

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ジャガイモの常温保存にとってちょうどいい温度

 

ジャガイモを常温で保存する場合にちょうどいい室温は5℃~15℃なのだそうです。15℃以上なら駄目ということではありませんが、暑い時期は室内が25℃以上になることも多いです。暑い季節はジャガイモの芽が出やすいと言われていますので、室内で涼しい居場所を確保できない場合は冷蔵庫で冷蔵保存したほうがいいです。室内で5℃以下になるような季節というのは限られるでしょうが、ジャガイモは5℃以下の環境に置いておくとジャガイモの中でデンプンが糖に変化していくそうです。そのため温度の低すぎる環境というのもジャガイモを美味しく食べることを考えるとあまり好ましくありません。冷蔵庫の中でも、室内の中でも出来るだけ5℃以上の環境が望ましいようです。

 

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今回はジャガイモを常温保存する場合について取りあげました。私の場合食材を1日~2日間の調理に利用する量だけ購入することが多いので、そもそも大量のジャガイモを保存しなければならない状況になることもないのですが、どれぐらい室内で保存できるものなのか念のため確認しておきたく、このようなテーマで記事を作っております。実は湿気で傷みやすいとか日が当たることで芽が出たり一部が緑色に変化したりとか色々と気を付けたほうがいい点があるということを今回知ることが出来ました。これまでにジャガイモの芽に毒があるから気を付けたほうがいいということは聞いたことがあったのですが、緑色に変化している部分も調理する時はきちんと取り除かなければならないということはよくわかっていなかったので今後気を付けたいと思います。念のため補足しておきますがジャガイモの芽やジャガイモ自体が緑色に変化した部分にはソラニンと呼ばれる毒が含まれていますので、調理時には芽や緑色になっている部分をしっかり取り除きましょう。ソラニンが体内に入ると吐き気や下痢などの消化器症状やめまいが出てくることもあるそうです。十分ご注意ください。

 

今回の記事は以上となります。最後までご覧いただき誠にありがとうございました。  <(_ _)>

※記事内容と掲載している写真に関係はございません。ご了承ください。

たまねぎの常温保存について触れている話「玉ねぎは常温保存した場合どれくらいの期間もつのでしょう」はこちらです。

バナナの常温保存について触れている話「バナナを常温で日持ちさせるにはどうするといいのでしょう」はこちらです。

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