人参は冷蔵するとどれくらいの期間日持ちするのでしょう

人参を冷蔵した場合の日持ち

野菜の中では比較的思い浮かべやすいものの一つであろう有名な食材、人参。栄養豊富な野菜であることはよく知られているようにも思いますがこの記事を閲覧されている方々は頻繁に消費されているのでしょうか。正直私はあまり食べることがない食材なんです。食べられないわけではないのですけれど、他の緑黄色野菜で済ませてしまうことが多く、あまり小売店で手が伸びません。そんな私ではありますがこの記事をご覧になっている方々の多くは手に入れた人参をどう扱うのか確認したくてこのサイト、この記事に来られたのかなと思いますので人参を冷蔵保存した場合の日持ちについて私なりに情報を提供させていただきます。記事を作るにあたり調べてみたのですが冷蔵保存した場合人参がどれくらいの期間もつのかについて人により意見がかなりばらつきます。そのため慎重に見た場合の期間をこの記事では提示させていただきます。冷蔵するにあたり多少の手間をかける必要がありますが、それをするなら1週間冷蔵庫内で日持ちさせることは十分可能なようです。場合によっては2週間もたせることも出来るようですが、先ほど申し上げた通り慎重に考えて短めに見ておいたほうが無難かと思います。以下の項目で保存方法についてまとめてみます。

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冷蔵する時の方法

全く手間をかけずに冷蔵保存するとしましたら購入した時に包装されている袋のまま冷蔵スペースの空いたところにポンと置いておくことになるかと思います。しかしそのようなやり方だと人参に負担がかかります。人参を保存する場合最適な温度は先日公開した人参の常温保存に関する記事でも触れましたが1℃~5℃くらいと言われているそうで、その点で言えば大概の冷蔵スペースは条件にかなっていると言えますが、中には0℃ギリギリの場所も冷蔵庫内にあります。冷えすぎるのも良くないという意見もありますので利用する場所は野菜室(3℃~7℃)やそれと同じくらいの温度の冷蔵スペースが無難でしょう。購入した際袋に入った状態だったのであれば、人参を袋から取り出します。水滴など水が付着しているようであれば傷みやすくなる原因になりますので拭き取りましょう。人参を葉が付いた状態で入手される場合もあるかと思いますが、葉が付いたまま保存しますと根の部分の栄養が葉に利用、消費されていってしまいますので保存する前に葉を取り除いておきます。土が付着していることに関しては保存するにあたってあまり支障にはならないそうなので無理に取り除かなくていいです。次に乾燥や湿気といった湿度の変化が人参に負担をかけるのを防ぐために新聞紙などの水気を吸いやすく、軟らかい紙でにんじんを一本ずつ包みます。また同様の目的(乾燥や湿気から守る)のため紙で包んだ後のにんじんをビニール袋に入れます。ビニール袋の口はきっちり閉めないで緩く閉めるようにして袋内に湿気がこもり過ぎないようにしましょう。袋に入れ終わったにんじんを野菜室に入れるわけですが、出来れば立てた状態、人参が土の中で成長してきた状態と同じ姿勢で保存しておくようおすすめします。そのようなスペースがなければ横にして保存するしかありませんが、横にすると人参の細胞が垂直方向に成長しようとしてより多くのエネルギーを消費してしまうらしいので立てておくよりも日持ちする期間が短くなると言われています。

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切ったにんじん

一度の食事で一本のにんじん全てを消費しきれない場合、残ったにんじんを保存することになりますが、先日のにんじんの記事でも触れましたように切った後のにんじんは切れ目を入れていない人参に比べはるかに傷みやすくなりますので是非冷蔵保存するようにしましょう(常温での保存は避けましょう)。残すことを前提に人参を消費する場合はヘタのある部分から利用するのが良いそうです。ヘタのある部分に近いほど葉を伸ばそうとして細胞がたくさんにんじん内の栄養を使おうとするものなのだそうです。残ったにんじんはラップでしっかり包み、特に断面がなるべく空気に触れないようにしましょう。ラップで包むと断面が乾燥するのを抑えるのに役立ちます。その状態で丸ごとのにんじんを保存していたのと同様野菜室に置いておきます。切ったにんじんは3日以内、細かく切ったにんじんであればもっと早く傷んでしまうので2日以内を目安になるべく早く消費するようにしたほうがいいようです。

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今回は広く使われている野菜の一つ、にんじんの冷蔵保存について取り上げました。にんじんの常温保存については先日記事にしてみましたが、その方法だと一年を通して活用できるわけではないので常温保存が厳しい場合の代わりになる方法についても確認しておきたく今回のようなテーマの記事を作ってみることにしました。1℃~5℃という低い温度が保存に合っていると言われているにんじんであっても冷蔵庫内の環境は乾燥、湿気など、何かと負担がかかるようでまとまった日数日持ちさせるのはそれなりに手間を必要とするものなのですね。新聞紙やビニール袋の使用はそれなりに手間もかかりますがそんなにお金がかかる話でもありませんのでにんじんを傷めたりして食べられなくなって捨ててしまうようなことを減らすためにもぜひ取り入れていただければなと思います。少しでも参考になるところがございましたら幸いです。

今回の記事は以上となります。最後までご覧いただき誠にありがとうございました。  <(_ _)>

※記事内容と掲載している写真に関係はございません。ご了承ください。

今回の記事ではmi ru siさんによる写真ACからの写真を使用させていただいております。

常温保存の場合について触れている話「人参は常温で保存した場合どれくらい日持ちするのでしょう」はこちらです。

代表的な根菜の一つである大根の保存について触れている話「大根を冷蔵保存するとどれくらい日持ちするのでしょう」はこちらです。

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