玉ねぎは常温保存した場合どれくらいの期間もつのでしょう
玉ねぎを常温保存した時にもつ期間
料理で多用される野菜の一つである玉ねぎですが、これまで当サイトで扱ってきた野菜、もやしやピーマンに比べてずっと傷みにくいという特徴があります。保存の仕方に気を付けるなら、数か月という意見もあるようですが、常温の保存で2か月くらいの期間はもつとみていいようです。ただ保存の仕方によっては早く傷んでしまうこともあり得ますので、保存する上でどのような環境が望ましいものなのかまとめてみたいと思います。前もってお断りしておきますが、ここで言う玉ねぎはまだ使用していない、茶色の皮をむいていない、包丁などで切れ目など入れていない玉ねぎです。半分切って残ったような玉ねぎについての説明ではありませんのでご注意ください。また、新玉ねぎや赤玉ねぎのような新しく、水分が多い玉ねぎの場合は常温で長期保存するのには向きませんのですぐに使用する量だけ購入するということにしたほうがいいです。玉ねぎは湿気、高温、特定の食材によって傷んでしまう期間が早まってしまうという特徴があります。そのため常温で保存する場合は湿気のこもらない、直接日のあたらない、風通しがよく、涼しい所で保存するというのが基本になります。
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湿気を避けましょう
上で書きましたように玉ねぎは湿度の高い場所が合わないので風通しのいい場所で保存しましょう。湿度が高い状態の場所に保存しておくと根や芽が伸びてきて玉ねぎの味が落ちたり傷むまでの期間が短くなってしまうことになります。そういった理由で実は冷蔵庫での保存があまり推奨できません(季節によってはそうも言っていられないのですけれど)。冷蔵庫内は湿度が高いからです。玉ねぎにちょうどいい湿度は50%~70%といわれていますから、70を超えてくるような湿度のところは避けてみたほうが良いでしょう。また玉ねぎを袋に入れて保存するというのは湿気をこもらせる原因にもなってしまい、傷む時期を早めてしまうおそれがあります。湿気をこもらせないために保存する容器にはカゴを使うといいです。また、玉ねぎはむき出しの状態で保存するよりも、湿気対策にもなるため新聞紙で包んで保存しておくといいです。新聞紙が湿気を吸い取ってくれる役目を果たします。
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暑い時期
玉ねぎに都合のいい気温は0℃から5℃くらいという話もあります。自宅の冷暗所と言ってもそこまで低い気温ではない場合が多いでしょう。一般的な冷暗所は15度以下のところだと言われているそうです。これでもなかなかハードルは高いかもしれません。夏場のように、季節によってはそのような環境が確保できないことになるでしょうからそのような時期は室内での保存で2カ月もたせることは難しいということになります。暑くて冷暗所を確保できない時期は最初から長い期間の保存をあきらめて冷蔵庫を利用する必要があるようです。冷蔵庫を利用する場合、野菜室は湿度が高いそうなので避けたほうがよく、冷蔵庫内でも湿度対策で新聞紙にくるんで保存するといいようです。2か月保存することは難しいですが1か月程度であれば冷蔵庫での保存が可能だと言われています。
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今回は玉ねぎの常温保存についてまとめてみました。上で書いたことの他にも一緒に置いておかないほうがいい食材や悪くなってしまっているので食べないほうがいい状態の玉ねぎについて触れておりませんでしたので少し補足します。まず一緒にしないほうがいい食材としてエチレンガスを多く出すリンゴやキウイがあります。これらの食べ物が出すエチレンガスは玉ねぎに影響して玉ねぎの芽や根が出やすくなり玉ねぎの味が落ちてしまうことにつながるのだそうです。気を付けましょう。それから玉ねぎが傷んでしまった場合ですが、他の玉ねぎの近くにあると悪くなっていない玉ねぎも傷んだ玉ねぎの影響を受けて早く傷んでしまいます。傷んだ玉ねぎはすみやかに処分しましょう。持った時の感触が軟らかくなっており臭くなっていれば、それは傷んでいる印です。普段は必要な量しか買わないことがほとんどなので玉ねぎを長期保存することは私の場合今までありませんでしたが、玉ねぎは室内で保存するとどれくらい持つものなのか興味があり調べてみました。
今回の記事は以上となります。最後までご覧いただき誠にありがとうございました。 <(_ _)>
※記事内容と掲載している写真に関係はございません。ご了承ください。
ピーマンの冷蔵保存について触れている話「ピーマンの場合冷蔵庫だと保存期間はどれくらいなのでしょう」はこちらです。
しいたけの冷蔵保存について触れている話「椎茸を冷蔵庫で保存できる期間はどれくらいなのでしょう」はこちらです。
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