人参は常温で保存した場合どれくらい日持ちするのでしょう
常温で人参を保存した場合の日持ち
にんじんは野菜の中でもとても思い浮かべやすい物の一つかと思いますが、好き嫌いがある野菜の一つかもしれません。ちなみに私は好きかどうか問われればどちらかというと嫌いな食べ物ににんじんを入れてしまうほうですが、食べられないわけではなく食事に出たら無理に食べるといった感じです。小学生になる前は食べられずに苦労した記憶もあります。話がそれてすいません。しかしにんじんは栄養のある野菜としても大変有名ですよね。特にβカロテンという成分の含有量が多いというのはよくテレビなどでも取り上げられる話なのではないでしょうか。βカロテンという成分は体の中でビタミンAになったり免疫機能を高めたり活性酸素を抑えるということで動脈硬化の進行を防ぐなどとも言われているそうです。
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体にいい成分ですのでやはり健康維持のためにも日常的に人参は摂取したいものです。この栄養豊富な食材である人参。せっかく購入した人参を傷めるのはすごくもったいないですよね。常温の環境ではどれくらい日持ちするものなのでしょう。あまり人参にとって負担にならない季節に手間をかけた方法を取り入れれば常温の環境で2週間日持ちすると見ておいてよいかと思います。しかし夏など人参にとって負担になる季節に常温保存した場合は数日しか日持ちしないと見ておいたほうがいいようです。
保存の方法
にんじんにとってちょうどいい、負担にならない温度というのは諸説あるようですが、1℃~5℃くらいなのだそうです。しかし常温保存をする場合なかなかそれくらい低い温度の場所を確保することは難しいと思います。5℃以上が駄目ということではないので極力涼しい場所で保存することを心掛けましょう。
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以上のことから暖かい時期、暑い時期は常温保存がやりづらいということがわかっていただけるかと思います。出来るだけ15℃以下の環境で保存したほうが良いようなのでご注意ください。また湿度に関しては湿度が高すぎる環境も乾燥しすぎる環境もにんじんの保存にとって良くありません。また、日の当たらない場所が望ましいようですので風通しのいい涼しくて暗めな場所ということになります。こういった場所を確保できましたら、にんじんを市販されていた時の袋から取り出し水気が付着していたらしっかり拭き取るようにします。もし土が付着していてもにんじんには負担にならないようですので保存する前に無理にとる必要はありません。取り出して水気をふき取ったにんじんを新聞紙など軟らかい紙で包みます。一本ずつ包むようにしましょう。湿気や乾燥からにんじんを守る効果が期待できます。新聞紙で包んだ後は段ボールやかごなどに立てかけた状態にして入れて保存します。換気の為にも段ボールを利用する場合、箱の天井側は解放しておいたほうがいいでしょう。立てかけた状態は生育した状況と同じ姿勢にすることになりますのでにんじんの細胞に負担がかからず余計なエネルギーを消費しないで済むことに繋がります。
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切ったにんじん
一日でにんじん一本を消費しない場合もあるかと思います。切れ目を入れた後のにんじんは細かく切っていなかったとしても本体に切れ目を入れていなかった状態に比べ傷みやすくなってしまいます。切れ目を入れたにんじんの場合、常温で保存することは見送りましょう。冷蔵保存することを強くお勧めします。細かく切ったにんじんの場合はなおさら傷みやすくなるようですから常温保存は避けましょう。
今回はにんじんの常温保存について取り上げました。個人的にあまり好きな食材ではないということもあって、普段緑黄色野菜を消費する際に後回しになりがちなにんじんについては記事にする順番も後回しになってしまいました(汗)。根菜は簡単に傷まないだろうという思いはありつつも普通の環境で置いておくとどれくらいもつものなのか念のため知っておきたいと思い今回のようなテーマの記事にしてみた次第です。夏のような時期は場合によって数日で傷んでしまうという点は個人的に全然想像していませんでした。せっかく購入したのに油断して破棄することになってしまった、なんていうケースも暑さが厳しい時期はあるのかもしれませんね。地域によっては15℃以下の場所などというのは本当に寒い時期にしか確保できないかもしれません。20℃以下じゃだめなのかという意見もあるのかもしれませんが、ほどほどに高い室温ですと、にんじんにはそれなりに負担がかかるので上の項目で触れたような2週間などの期間日持ちさせるのは難しいと思っておいたほうがいいのでしょう。消費予定の時期までに傷ませてしまわないようご注意いただければと思います。
今回の記事は以上となります。最後までご覧いただき誠にありがとうございました。 <(_ _)>
※記事内容と掲載している写真に関係はございません。ご了承ください。
今回の記事ではきぬさらさんによる写真ACからの写真を使用させていただいております。
ニンジン同様に緑黄色野菜であるカボチャの保存について触れている話「かぼちゃは常温の場合、どれくらい日持ちするのでしょう」はこちらです。
代表的な緑黄色野菜、ホウレンソウの保存について触れている話「ほうれん草は冷蔵するとどれくらい日持ちするのでしょう」はこちらです。
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