かぼちゃは常温の場合、どれくらい日持ちするのでしょう

常温の中でのかぼちゃの日持ち

かぼちゃはよく目にする食材の一つですが、世帯によってたびたび利用するかあまり利用しないかは分かれてくるでしょうか。緑黄色野菜の一つですから栄養もあるでしょうし、戦中戦後の食料不足の時は、お米に比べ栽培しやすい作物なので、じゃがいもなどと共に国民にとって重要な食料となっていたそうです。個人的には芋のようなホクホクした感じの食感が強いかぼちゃの場合は特においしいと感じます。最近は輸入物、ニュージーランドやメキシコ産のかぼちゃなども見かけるようになりました。この馴染みの野菜、かぼちゃの保存に関してですが、冷蔵せず、常温で保存する場合どれくらい日持ちするものなのでしょう。切れ目を入れていない丸ごとのかぼちゃの場合、保存する場所に注意するのであれば1カ月程度の期間は保存が可能と言われていますし、長ければ2か月間保存することも出来るという指摘も多いです。しかしこれは包丁で切っていないかぼちゃの場合です。包丁で切った状態のかぼちゃの場合は常温で保存すると期間を置かずにカビが生えてきてしまいます。切ったかぼちゃの常温保存はしないようおすすめします。

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常温での保存

かぼちゃを保存するにあたって負担がかからない温度は10℃くらいだと言われているようです(10℃~15℃という指摘もあるようです)。意外に低い温度です。そのため高めの気温となる時期は常温での保存が難しくなります。屋内で低い温度を保てる場所が20℃を超えるようであれば常温での保存は見送り冷蔵庫で保存しましょう。またかぼちゃは湿度が高い状況であっても負担になるそうです。そのためじめじめした空気のこもる場所は保存する場所として合っていません。野菜を保存する場所としてよく利用される、「風通しの良い冷暗所、日の当たらない涼しい場所」で保存しましょう。保存する時かぼちゃを新聞紙で包んで保存したほうがいいという意見もあるようです。新聞紙で包装することによって湿気からかぼちゃを保護する効果などが期待できます。保存場所、保存状況に配慮することによって上の項目で触れたように月単位の常温保存が可能となります。

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切った状態のかぼちゃ

まるごとのかぼちゃではなく小売店では半分あるいは四分の一に切った状態のかぼちゃが販売されていることもあります。そのようなかぼちゃを購入後、常温で保存してしまうと数日でカビがついてしまうことが多いようです。そのため切った状態のかぼちゃであれば冷蔵庫で保存するようにしましょう。切った状態のかぼちゃは冷蔵で保存する場合でもそれ程長くもちません。4~5日消費出来る程度の場合が多いようですので期間内に食べてしまいましょう。暑い時期や湿気が非常に高い状況でやむを得ず切れ目を入れていない丸ごとのかぼちゃを冷蔵保存する場合については切った状態のかぼちゃとは異なり1カ月保存することが可能なようです。話がそれました。切った状態のかぼちゃが傷むのを抑えるためにやっておいたほうがいいことがあります。かぼちゃの中にある種とワタをくり抜いておくのです。種やワタを残しておくとそこから傷み始め周囲の普段我々が食べる部分にも影響してしまいます。種やワタをくり抜いてかぼちゃ全体をラップで包み野菜室で保存しましょう。種やワタをくり抜いた部分にはクッキングペーパーを詰めておくことを推奨する意見もあるようです。またかぼちゃは水が付着すると傷みやすくなります。そのため冷蔵保存するまでの過程でかぼちゃを水でぬらすのはよくありません。かぼちゃを水で洗うのはかぼちゃを料理に利用する直前まで避けるようにしましょう。

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今回はかぼちゃの常温保存について取りあげました。かぼちゃ自体に傷みやすいという印象はありませんでしたが、想像していたよりも短い期間しか保存できないということを知ることが出来ました(私は切っていないかぼちゃであれば、てっきり常温で半年くらい保存できる食材なのだろうと思っていました)。20℃以上の環境だとかぼちゃを保存するのには温度が高すぎるということも意外な感じがします。そのような環境などありふれていますので。割と繊細な食材なんですね。切っているかぼちゃが常温保存に合わないということもこれまで意識したことがありませんでした。ゆでていない生のかぼちゃであれば切った状態であってもラップのような包装をしていれば1週間は常温でも保存は余裕で出来るものだろうと思いこんでいましたが、常温だと数日でカビが生えて来てしまうおそれがあるということですので室内で放置していたらもったいないことになってしまいます。是非気を付けましょう。かぼちゃは水分と糖分がたくさん含まれる食材ということで切った状態ですと常温の場合、傷むのも早いのだそうです。

今回の記事は以上となります。最後までご覧いただき誠にありがとうございました。  <(_ _)>

※記事内容と掲載している写真に関係はございません。ご了承ください。

たまねぎの常温保存について触れている話「玉ねぎは常温保存した場合どれくらいの期間もつのでしょう」はこちらです。

バナナの常温保存について触れている話「バナナを常温で日持ちさせるにはどうするといいのでしょう」はこちらです。

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