きゅうりは常温の場合どれくらいの期間日持ちするのでしょう

常温の場合のきゅうりの日持ち

きゅうりは日常の食事でお世話になる食材の一つと言えるかと思います。私の場合、自分が調理するために緑黄色野菜として利用するのは青菜やピーマンがどうしても多くなり、なかなかきゅうりまで手が届きませんでした。きゅうりの調理法でまず思い浮かぶのは酢の物や浅漬け、薄く切ったサラダといった感じです。私はこれまでやったことがありませんが糠漬けにするために利用される場合も多いのかもしれません。ポテトサラダの具として薄く切ったきゅうりが利用されているのを見かけることもあります。そんなきゅうりですが購入した場合常温の環境下ではどれくらいのあいだ日持ちする、置いておけるのでしょう。きゅうりは常温の中で保存するのはなかなか難しい食材で、寒い時期に関しては常温で1日置いておけるくらいで暖かい時期、暑い時期は常温で日持ちさせることは無理と考えておいたほうがいいようです。寒い時期に日持ちしたとしても2日間がせいぜいだと見ておきましょう。暖かい時期、暑い時期は冷蔵庫で保存するのがいいです。

スポンサーリンク

常温保存に合った場所

前の項目で寒い時期の常温保存は1日くらいなら可能といったことを述べました。きゅうりを保存する場合それほど負担にならない温度というのは10℃以上20℃未満だと言われているようです。10℃が室温だとかなり寒いですが、冬などは屋内で暖房がきいていない場所であれば似たような温度まで下がる場合もあるかもしれません。そこまで(10℃まで)下がらなくてもここは寒いなと感じる場所をきゅうりの保存に利用するのが望ましいです。ただやっかいなのは温度が低すぎてもきゅうりには良くありません。10℃も余裕で下回る場所(5℃以下)であればきゅうりが低温障害を起こしてしまう可能性がありますのでそういった場所は避けるようにしましょう。温度が高すぎても低すぎてもきゅうりの保存には向きません。他の条件として風通しが良いという環境が望ましいです。きゅうりは湿気がこもった場所も負担となります。また乾燥した状態も負担になるため保存する場合はその点で手間をかけるのが望ましいです。

スポンサーリンク

保存の仕方

保存をする場合は上の項目で述べたような温度の、風通しのいい場所を利用しますが、その場所で購入した状態の包装のまま放置するのは良くないそうです。湿気の多い状況、乾燥した状況からきゅうりを守る必要があり、購入した時の包装の状態はあまりその点が配慮されているわけではありません。包装している袋からきゅうりを取り出しましょう。水気が付着しているときゅうりが傷む理由になりかねないので拭き取りましょう。それから軟らかい紙できゅうりを包みます。新聞紙、クッキングペーパーの利用が良く提案されているようです。紙で包んだ後はラップで全体を包みます。紙とラップで包んだ後のきゅうりは出来るだけ立たせて保存するのが望ましいそうです。生育してきた時と似たような姿勢にする方がきゅうりに負担がかからないのでこのようなやりかたが勧められているものと思われます。紙とラップで完全にきゅうりを包んでしまうときゅうりのヘタが付いていた側が見えなくなって立たせて保存する時、上にしたほうがいいのはどちらなのかわからなくなってしまうかもしれません。ヘタが付いていた部分の周辺は紙で包まずラップで包む程度にしたほうがいいかもしれません。ヘタが付いていた部分を上にして立たせて保存しましょう。牛乳パックやペットボトルを切って立たせる時に利用するという方法がよく紹介されています。

スポンサーリンク

今回はきゅうりを常温で保存した場合の日持ちについて取り上げました。馴染みのある食材の保存に関する記事をこれまで作ってきましたが、きゅうりは自分としてはあまり手が伸びない野菜であったこともあり、記事の作成もやや後回し気味な順番となりました。扱いに慣れていない食材だったのでよく知りませんでしたが、きゅうりはなかなか繊細な食材ですね。紙で包んでラップで更に包んでも常温環境の場合は日持ち出来る期間は2日がせいぜいと見ておいたほうがいい程度なので。常温保存が出来る季節は限られてもいるわけですし冷蔵庫がそれほど食材で一杯ではないというのならさっさと冷蔵庫にポンと入れておけばいいじゃないかという意見もあるかもしれません。しかしやっかいなことにきゅうりは低温にも弱いのです。そのため冷蔵庫の中でも温度の高め(3℃~7℃)な野菜室を利用したほうがいいでしょう。温度が高くても低すぎても傷んでしまいやすいという特徴がきゅうりにはあることをふまえておくだけでもせっかく買ったきゅうりを台無しにする頻度を減らすのに役立つかもしれません。今回取りあげた紙やラップで包むという方法は大変面倒ですが余裕がある時にでも試してみてはいかがでしょうか。

今回の記事は以上となります。最後までご覧いただき誠にありがとうございました。  <(_ _)>

※記事内容と掲載している写真に関係はございません。ご了承ください。今回の記事では「はなたれ君」さんによる写真ACからの写真を使用させていただいております。

別の野菜、キャベツの常温保存について触れている話「生のキャベツは常温の場合どれくらい日持ちするのでしょう」はこちらです。

別の野菜、小松菜の常温保存について触れている話「小松菜の保存期間は常温の場合どれくらいなのでしょう」はこちらです。

関連記事

最近のコメント

    ページ上部へ戻る